課題解決型高度医療人材養成プログラム申請書 (師養成プログラム)要点.pdf
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課題解決型高度医療人材養成プログラム申請書
(医師養成プログラム)
【様式A-1】
事業の構想等
申請担当大学名
東京医科歯科大学
(連携大学名)
取組 1-(1)-① 申請区分 単独事業
PDCA医療クオリティマネージャー養成
事業名
【副題】エビデンスとPDCAに基づく医療の質保証と病院組織マネジメ
(全角20字以内)
ント改革を担う人材の育成
1.事業の構想 ※事業の全体像を示した資料(ポンチ絵A4横1枚)を末尾に添付すること。
(1)事業の全体構想
①事業の概要等
〈テーマに関する課題〉
【現状】平成22年度から厚生労働省医政局において「医療の質の評価・公表等推進事業」が継
続して実施されているように、医療技術の高度化や国民意識の変化により安全管理と感染制御を
含む医療の質を適正に評価・確保 していくことが強く求められている。国立病院機構等では自ら
が提供する急性期医療の質を継続して評価・公表するとともに、医療の質の更なる向上に向けた
課題を見いだし継続的に診療内容の改善を計るPDCAプログラム(計画(Plan)、実行
(Do)、評価(Check)、改善(Act)の反復による医療の質の改善手法)を適用してい
る。一方、大学病院等の高度医療機関では、医療の質の評価と公表がほとんど進まず、国民の期
待に応えているとは言い難い。この背景には、医療機能高度化を支える病院組織マネジメントが
確立されていないために組織横断的な質改善・安全確保の継続的な取組が充分に進められていな
いことなどの現状があり、それらを改善することが急務と考えられる。
【原因考察】これらの問題点の背景には、我が国では実践的で体系的な医療の質および安全の評
価と確保のための病院組織マネジメントを担う人材の育成は充分ではなかったことがあると考え
られる。大学病院のような高機能病院において医療の質・安全を効果的に評価、確保していくた
めには、①医療の質等の評価に必要な様々な医療データを医療施設内から収集し、分析する能
力、②継続的に診療内容の改善を計るPDCAプログラムを効果的に設計し、確実に運用してい
く実行能力、③これらを効果的に実現する有機的な組織連携を構築するマネジメント力とリー
ダーシップの総合的な力量を持つ人材が必要である。
我が国では、①の教育は近年、徐々に充実してきているが、②の教育はほとんど提供されてい
ない。また、③の必要性は認識されてきているがいまだ充分に提供されているとはいえない。
【課題】我が国では、①の分析力 と②の実行力を備えて、高度急性期病院における組織横断的医
療の質保証PDCAプログラム(計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善
(Act)の反復による医療の質の改善手法)の実践を担うとともに、③のマネジメント力を備
えて病院組織マネジメント改革にリーダーシップを取れる人材の養成が急務である。
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〈事業の概要〉(400字以内厳守)
【目的】我が国での安全管理・感染制御を含む医療の質の体系的な評価と確保を担える人材が極
めて少ないこと及び医療機能高度化を支える病院組織マネジメントが確立されていない現状を改
善することが急務である。そこで本プログラムにおいて、我が国の高度急性期病院における医療
の質と安全の評価と確保及び病院機能の高度化に相応した病院組織マネジメントを担う人材の養
成を目指す。
【取組内容】レセプト、DPCデータ等から求められる臨床指標を用いた医療の質及び安全の評
価 とそれに基づく医療の質保証プログラムであるPDCAの実行、管理に必要な、データ分析
力、実行力を持つとともに、これらの質保証プログラムの実践を病院機能の更なる高度化
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