家庭教育支援のための連携事例集テーマ3連携による人材養成「.pdf
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◆ 「家庭教育支援者ネットワーク形成講座」事業
1 自治体?団体名:青森県,総合社会教育センター
2 自治体?団体の概要
当センターでは,社会教育の充実振興を図り,県民の生涯にわたる学習意欲の高
揚と学習活動の進展に資するため,市町村及び関係機関?団体と連携しながら,調
査?研究と学習事業?教材開発,職員?指導者研修事業,学習情報提供?相談事業,
学習機会提供,施設提供事業を総合的に実施している。
3 地域の特徴
本県では,「家庭教育インストラクター養成講座(平成14年度~16年度)」,「父
親を考えるフォーラム(平成9年度~15年度)」,「家庭教育支援者ネットワーク
形成講座(平成17年度~19年度)」,「すこやか子育てあおもりネット事業(平
成17年9月~)」,「家庭教育支援総合推進事業(平成16年度~)」など,家庭教
育推進に関して学習活動支援や指導者養成を目的とした事業を実施している。
また,県内11市町村17か所に子育てサポーターが配置され,親を対象とし,
子どもの発達段階に応じた講座を開催し,また,子育てに不安や悩みを抱え孤立し
がちな親等が気軽に相談したり,子育て情報を入手できるよう,IT を活用した家庭
教育の手法を取り入れる等,きめ細かな家庭教育支援が展開されている。
今後,地域全体で親子の「学び」や「育ち」を支える環境づくりのためにも県内
の子育て支援者同士のネットワークの形成や,ネットワークを活かした家庭教育支
援活動の充実が必要である。
4 連携の取組状況
① 連携に至るまでの経緯等
平成14年度から平成16年度までの3か年にわたり実施した家庭教育支援
者養成を目的とした「家庭教育インストラクター養成講座」を受け,修了生から
「実際の活動は難しい。地域で家庭教育支援を行っている人たちのネットワーク
ができると,より一層活動が活性化していくのではないか。」という意見等が出
された。
さらに少子化問題,地域社会の人間関係の希薄化など,社会の変化に伴う価値
観の変化を背景に子育て環境が著しく変化してきており,親の育児への不安や自
信喪失,児童虐待など様々な問題が生じているのが現実である。
そこで,子どもたちの成長に関する問題を地域の課題として捉え,子どもたち
とかかわる様々な機関や関係者が,連携しながら支援していくことが大切である
と考えた。
そのため,家庭や地域の教育力向上はもちろん,地域ごとの家庭教育支援者のネ
ットワークを形成し,活動を充実させることが重要であると考え,平成17年度
より「家庭教育支援者ネットワーク形成講座」がスタートした。
② 連携した取組の具体的内容?方法?実施状況
(1)内容?方法
a 趣旨
家庭教育支援を行っている人等を対象に,家庭教育支援やネットワークに
関する専門的?実践的な研修を行い,より一層,連携?協力して活動ができ
るような人材を育成するとともに,家庭教育支援者のネットワークの形成を
図る。
b 講座計画
? 期間 7月~11月の18日間
? 時間 108時間(6時間×18日)このうち公開講演?公開講座は5
日間
c 内容
家庭教育支援に関する学習,ネットワークのための学習,協働で活動する
ことに関する学習,県内の家庭教育支援者及び各関係機関等との交流を含め
た学習
(2)開始年度
平成17年度
(3)対象
家庭教育支援を行っている人等 50名程度
公開講演?公開講座(県民対象)
(4)実施状況 平成18年度簡易要項
【1日目】
7/7
(土)
※公開講演①
[武道館]
9:30
~
受
付
10:00
~
開講式
オリエンテーション
10:30~12:00
子どもの育ちゆく土壌と
新しい風
【公開講演①】
大阪人間科学大学大学院研究科
教授 服部 祥子
昼
食
13:00 ~
ア イ ス ブ
レイク
14:00~15:50
現代の子どもをどう
捉えるか
【グループ討議】
~16:10
研修の
まとめ
【2日目】
7/8
(土)
[武道館]
受
付
9:40~
オリエンテーション
10:00~12:00
児童虐待とCAP
【講 義?演習】
北海道CAPをすすめる会
代表 木村 里美
昼
食
13:00~15:50
CAPプログラム,大人ワークシ
ョップ 【演習】
北海道CAPをすすめる会
代表 木村 里美
~16:10
研修の
まとめ
【
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