保税業務担当者研修会-公益財団法人日本関税協会.PDF
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保税業務担当者研修会
(保税関係法令)
平成26年2月19日(水)、20 日(木)【神戸】
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講義予定(アウトライン)
保税地域制度の総論
外国貨物を置く場所の制限
見本の一時持出し
外国貨物の廃棄
貨物管理の手続き等
保税地域制度の各論
指定保税地域
保税蔵置場
保税工場
保税運送制度の概要
収容制度の概要
免税コンテナーの概要
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保税制度における一般的規制
⑴ 外国貨物を置く場所の制限(法第30条第1項)
外国貨物は、保税地域以外の場所に置くことはできない。
例外
難破貨物
保税地域に置くことが困難又は著しく不適当な貨物
特定郵便物、刑事訴訟法の規定により押収された物件その他政令で定める貨物
信書便物のうち税関長が取締り上支障がないと認めるもの
特例輸出貨物
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保税制度における一般的規制
(2) 保税地域に置くことが困難又は著しく不適当な貨物
(法第30条第1項第2号、関基30-2)
巨 大 重 量 貨 物
大量貨物で置くことが困難な貨物
交通不便・陸揚げ、積み込まれる
腐敗変質・貨物を汚損のおそれ
貴重品・危険物・生鮮食品の施設無
税関長がやむを得ないとした貨物
税関長の許可(場所・期間を指定)
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保税制度における一般的規制
(3) 他所蔵置に係る保税地域についての準用規定(法第36条)
見本の一時持出し(法第32条)
外国貨物の廃棄(法第34条)
保税蔵置場の許可を受けた者の関税の納付義務(法第45条)
貨物の取扱(関税法第40条第1項)
貨物の内容点検、改装、仕分けその他の手入れ
(注)
見本の展示、簡単な加工その他に類する(税関長の許可)
行為は不可(法40条第2項の準用規定なし)
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保税制度における一般的規制
(4) 見本の一時持出(法第32条)
保税地域にある外国貨物を見本として一時持ち出そうす
る者は、税関長の許可を受けなければならい。
許可基準
課税上問題がなく、かつ、少量の場合(関基32-1)
手続
見本として持ち出す外国貨物は、税関長の指定する期間内戻し入れ
るものものとする。ただし、残余の貨物と一括して輸入許可を受けた場
合はこの限りではない。(関基32-1(1))
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保税制度における一般的規制
(5) 外国貨物の廃棄(法第34条)
保税地域にある貨物を廃棄しようとする者は、あらかじめその旨
を税関に届け出なければならない。ただし、(関税法第45条第1項
ただし書(許可を受けた者の関税の納付義務)の規定により)滅
却について承認を受けた場合は、この限りでない。
廃棄の意義及び取扱い(関基
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