健疾発公益社団法人全日本病院协会会长.PDF
文本预览下载声明
全日本病院協会 医療行政情報
http://www.ajha.or.jp/admininfo/
健疾発0423第 1号
平成26年4月23日
公益社団法人全日本病院協会会長 殿
手術前等に行われる肝炎ウイルス検査の結果の説明について
肝炎対策の推進につきましては、日頃から格別の御協力を賜り、厚く御礼申
し上げます。
ウイルス性肝炎は、国内最大級の感染症と言われており、その対策を総合的
に推進するため、平成22年 1月、肝炎対策基本法が施行されました。同法に基
づき、中長期的な肝炎対策の方向性等を定める肝炎対策基本指針(以下「指針J
という。)が平成23年5月 16日に告示され、これに基づく取組や周知を行って
きたところです。
また指針では、肝炎検査の実施体制及び検査能力の向上に関する事項として、
「国及び地方公共団体は、医療機関に対し、手術前等に行われる肝炎ウイルス
検査の結果について、受検者に適切に説明を行うよう要請する。また、国は、
医療機関において手術前等に行われる肝炎ウイルス検査の結果の説明状況等に
ついて、実態把握のための調査研究を行う。」とされています。
これを受け、厚生労働省では厚生労働科学研究事業(八橋研究班、加藤研究
班)により、手術前等に行われる肝炎ウイルス検査の結果の説明状況等を調査
しました。今般報告された調査結果によると、手術前等に行われる肝炎ウイル
ス検査結果について、一部受検者に正しく伝えられていない可能性が示されて
います(別紙参照)。
つきましては、肝炎ウイルス検査体制の整備、受診勧奨および普及啓発を効
果的に推進するため、肝炎ウイノレス検査の検査目的や検査結果に関わらず、受
検者自身が検査結果を正しく認識できるよう医療提供者が適切な説明を行うこ
とについて改めて御理解し、ただき、貴団体の会員への周知方お願いいたします。
全日本病院協会 医療行政情報
http://www.ajha.or.jp/admininfo/
(別紙)
1.平成24年度厚生労働科学研究費補助金「病態別の患者の実態把握のための調査およ
び肝炎患者の病態に即した相談に対応できる相談員育成のための研修フ。ログラム策定に
関する研究:研究代表者 八橋弘氏」報告より引用
肝疾患患者以外の患者に対する肝炎検査結果の説明に関する意識調査(医師向けアンケ
ート)
アンケート配布数3,239枚、回収数2,419枚(回収率 74.7弘)
1-1.肝炎検査で陽性の結果が出た場合(有効回答者数 1,907人)
-陽性結果を説明している 89%
-陽性結果を説明していない 11%
1-2.肝炎検査で陰性の結果が出た場合(有効回答者数 1,925人)
-陰性結果を説明している 34%
-陰性結果を説明していない 66%
1I.平成25年度厚生労働科学研究費補助金「肝炎ウイノレス検査体制の整備と普及啓発に
関する研究:研究代表者 加藤真吾氏J報告より引用
病院における肝炎ウイルス検査を含む感染症検査の実態調査(病院向けアンケート)
アンケート配布数8,559枚、回収数 1,208枚(回収率 14.1出)
1-1.肝炎ウイルス検査結果報告(陽性時)術前スクリーニング時(回答施設数907)
显示全部