保健学习指导案-hiroshima.PDF
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保健学習指導案
指導者 蒲刈町立向小学校 養護教諭 富田留美子
教 諭 平江 英二
1.日時 平成15年2月5日(水)6校時 6日(木)1・2校時
2.学年 第5学年 9名
3.単元名 心の健康
4.単元について
○心は遊びや学習,自然体験,人との関わりの中で,年齢とともに発達する。しかし,社会環
境の変化に伴い,体験活動や人との関わりが減少し,不安や悩みなどから孤立したり,感情を
コントロールできずに攻撃的な行動をとる子どもも見られる。
また,高学年になると,習い事や夜型の生活等によるゆとりのなさが,ストレスを増してい
る傾向にある。そこで,この時期,心とは何かについて考えさせていくことは,心身の健康を
保つために大変重要である。
また,ストレスの原因を知り,その対処方法を身につけ,日常生活の中で実践していくこと
で,よりよい人間関係へもつながっていくと思われる。
○子どもの実態については,本校は小規模校であり人間関係が限られ,嫌なこともがまんして
つきあい,そのことにストレスを感じている子どももいる。しかし,心については漠然としか
捉えられておらず,心が体や生活行動と関連があることに気づいている子どもは少ない。
○指導にあたっては,自分の心を見つめ直す中で,よりよい生活を送っていくための生活行動
について考えていけるようにしたい。また,ストレスの対処法についてもリラクセーション法
を取り入れ,実生活で行動化できるものにしたい。
5.単元のねらい
(1)心はさまざまな生活体験を通して年齢とともに発達していることを知る。
(2)心と体は密接な関係にあり,互いに影響し合うことを理解できる。
(3)不安や悩みへの対処には,大人や友だちに相談する,仲間と遊ぶ,運動をするなどいろ
いろな方法があることを理解でき,実行できる。
6.指導計画
配当 小単元名 指導の要点
事前調査 ストレスについてのアンケート調査
第1時 心の発達と人のかかわあり 人間の感情,記憶,思考,社会性などの心の働きは脳
の働きによること,その心はさまざまな生活体験を通し
て年齢とともに発達していることを理解させる。
第2時 心と体のつながり 不安や緊張時には,体の調子をくずしやすく気分が落
ち込んだりすることがあり,心と体は相互に影響し合っ
ていることを理解させる。
第3時 不安や悩みがあるとき 不安や悩みへの対処には,大人や友だちに相談する,
仲間と遊ぶ,運動をするなどいろいろな方法があること
を理解し,行動化できるようにさせる。
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7.授業の実際
第 1 時 心の発達と人とのかかわり
○本時のねらい
心は人,社会,自然との関わりなどの生活体験を通して年齢とともに発達することがわかる。
○学習の展開
過程 学習活動(発問) 教師の支援○と児童の反応△ 資料 ●評価
1.心の働きは,体のど
こでやっているのか考
える。 △心臓 △胸
・心は体のどこにあるの
か「せーの」で押さえて
導
みましょう。 △心配なことがあると胸がドキドキする。△心
入
・どうして
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