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スポーツ基本法(平成 3 法律第 8 )(条文) ポーツ基本法.pdf

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スポーツ基本法(平成23 年法律第78 号)(条文) スポーツ基本法 スポーツ振興法(昭和三十六年法律第百四十一号)の全部を改正する。 目次 前文 第一章 総則(第一条―第八条) 第二章 スポーツ基本計画等(第九条・第十条) 第三章 基本的施策 第一節 スポーツの推進のための基礎的条件の整備等(第十一条―第二十条) 第二節 多様なスポーツの機会の確保のための環境の整備(第二十一条―第二十四条) 第三節 競技水準の向上等(第二十五条―第二十九条) 第四章 スポーツの推進に係る体制の整備(第三十条―第三十二条) 第五章 国の補助等(第三十三条―第三十五条) 附則 スポーツは、世界共通の人類の文化である。 スポーツは、心身の健全な発達、健康及び体力の保持増進、精神的な充足感の獲得、自律心その他の 精神の涵(かん)養等のために個人又は集団で行われる運動競技その他の身体活動であり、今日、国民が 生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む上で不可欠のものとなっている。スポーツを通じて 幸福で豊かな生活を営むことは、全ての人々の権利であり、全ての国民がその自発性の下に、各々の関 心、適性等に応じて、安全かつ公正な環境の下で日常的にスポーツに親しみ、スポーツを楽しみ、又は スポーツを支える活動に参画することのできる機会が確保されなければならない。 スポーツは、次代を担う青少年の体力を向上させるとともに、他者を尊重しこれと協同する精神、公 正さと規律を尊ぶ態度や克己心を培い、実践的な思考力や判断力を育む等人格の形成に大きな影響を及 ぼすものである。 また、スポーツは、人と人との交流及び地域と地域との交流を促進し、地域の一体感や活力を醸成す るものであり、人間関係の希薄化等の問題を抱える地域社会の再生に寄与するものである。さらに、ス ポーツは、心身の健康の保持増進にも重要な役割を果たすものであり、健康で活力に満ちた長寿社会の 実現に不可欠である。 スポーツ選手の不断の努力は、人間の可能性の極限を追求する有意義な営みであり、こうした努力に 基づく国際競技大会における日本人選手の活躍は、国民に誇りと喜び、夢と感動を与え、国民のスポー ツへの関心を高めるものである。これらを通じて、スポーツは、我が国社会に活力を生み出し、国民経 済の発展に広く寄与するものである。また、スポーツの国際的な交流や貢献が、国際相互理解を促進し、 国際平和に大きく貢献するなど、スポーツは、我が国の国際的地位の向上にも極めて重要な役割を果た すものである。 そして、地域におけるスポーツを推進する中から優れたスポーツ選手が育まれ、そのスポーツ選手が 地域におけるスポーツの推進に寄与することは、スポーツに係る多様な主体の連携と協働による我が国 のスポーツの発展を支える好循環をもたらすものである。 このような国民生活における多面にわたるスポーツの果たす役割の重要性に鑑み、スポーツ立国を実 現することは、二十一世紀の我が国の発展のために不可欠な重要課題である。 ここに、スポーツ立国の実現を目指し、国家戦略として、スポーツに関する施策を総合的かつ計画的 に推進するため、この法律を制定する。 第一章 総則 (目的) 第一条 この法律は、スポーツに関し、基本理念を定め、並びに国及び地方公共団体の責務並びにスポ ーツ団体の努力等を明らかにするとともに、スポーツに関する施策の基本となる事項を定めることによ り、スポーツに関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって国民の心身の健全な発達、明るく豊か な国民生活の形成、活力ある社会の実現及び国際社会の調和ある発展に寄与することを目的とする。 (基本理念) 第二条 スポーツは、これを通じて幸福で豊かな生活を営むことが人々の権利であることに鑑み、国民 が生涯にわたりあらゆる機会とあらゆる場所において、自主的かつ自律的にその適性及び健康状態に応 じて行うことができるようにすることを旨として、推進されなければならない。 2 スポーツは、とりわけ心身の成長の過程にある青少年のスポーツが、体力を向上させ、公正さと規 律を尊ぶ態度や克己心を培う等人格の形成に大きな影響を及ぼすものであり、国民の生涯にわたる健全 な心と身体を培い、豊かな人間性を育む基礎となるものであるとの認識の下に、学校、スポーツ団体(ス ポーツの振興のための事業を行うことを主たる目的とする団体をいう。以下同じ。)、家庭及び地域にお ける活動の相互の連携を図りながら推進されな
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