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平成19年度研究活動報告書-kitakyu.pdf

发布:2017-04-06约3.77千字共4页下载文档
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平成19年度 研究活動報告書 for_14 学部学科 外国語学部 国際関係学科 職名 教 授 氏名 きむ ぼんじん 金 鳳珍 専門分野 東アジア国際関係論?史、比較政治思想 主な担当授業科目 東アジア地域秩序論、国際関係史(東アジア)、入門演習、演習など 平 成 19 年 度 の 研 究 活 動 の 概 要 本年度の研究テーマは、まず、平成 17 年度 9 月からの「近代日本のナショナル?アイデン ティティの形成と変容―中国?朝鮮との関連において」(科研基盤研究(B)、研究期間平成 17 年度~平成 19 年度)、次に、平成 18 年度 6 月からの「不平等条約体制下、東アジアに おける外国人の法的地位に関する事例研究」(科研基盤研究(A)(1)、平成 18 年度~平成 20 年度)、第三に、平成 18 年度 8 月からの「19 世紀東アジアにおける国際秩序観の比較 研究」(国際高等研究所研究プロジェクト、平成 18 年度~平成 20 年度)であった。最初の 研究テーマについては、その研究成果が出ている(下記「平成 18 年度の主な研究業績」を 参照)。後者の二つの研究テーマは現在研究推進中であり、その一部成果は来年度にも 出る予定である。 私の主な研究関心は、近代東アジア三国の比較思想、またその思想史?概念史とくに近 代朝鮮のそれにある。その比較思想の研究方法は、拙著『東アジア「開明」知識人の思惟 空間』(九州大学出版会、2004)の「序論」で述べたように、アジアから考える視点と文明論 的視点にもとづく構造相関的分析である。これと関連して、思想史?概念史の研究方法は、 近代東アジア三国の史料?文献のなかから主要な政治概念を抽出し、それを歴史的コンテ クストに照らして分析し解釈するという歴史解釈学的方法である。近年、私の関心は朝鮮の 植民地時代の研究、そして韓国の伝統思想の再解釈に広がりつつある。 本年度は、上記したような研究テーマの研究を推進するため、様々な「学会報告、学会活 動」を行った(下記「平成 19年度の主な研究業績」を参照)。たとえば、近代朝鮮における 思想史?概念史を研究するため、ソウル大学の「国際関係研究会」と「近世朝鮮研究会」に 出席し、その共同研究に携わってきた。また、韓国のナショナル?アイデンティティと華夷秩 序の研究を深めるため、必要に応じて研究会を開き、報告と討論を重ねている。なお、上記 の科研基盤研究(A)(1)の共同研究者として「植民地時代の朝鮮人の法的地位」について 研究を進めている。 平成 19 年 度 の 主 な 研 究 成 果 (著書) 共著、ソウル大学校美国学研究所編『世界化の歴史と覇権競争』(ソウル大学校出版 部、2007)、161-196 頁(「第 6 章世界化への便乗と抵抗:明治日本思想史に おける『アジア連帯論』」) 共著、ソウル大学校国際問題研究所編『文化と国際政治』(ソウル:論衡、2007)、 123-152 頁(「東アジア地域主義と文化:韓国と日本の東アジア共同体構想」) (論文) 単著、「公共哲学? 地平」、哲学文化研究所『季刊 哲学? 現実』2007 年秋?74 号、111-122 頁 単著、「西周における『権利』概念の受容と変容―兪吉濬との比較考察」、北九州市 立大学大学院社会システム研究科編『社会システム研究』第 6 号(2008 年 3 月)、1-18 頁 単著、「東アジアにおける生命共働体と公共哲学」、公共哲学共働研究所刊『公共的 良識人』第 195 号、2008 年 2 月 1 日付、6 面~7 面 単著、「商人の宗教と公共倫理」、公共哲学共働研究所刊『公共的良識人』第 192 号、 2007 年 11 月 1 日付、3 面~8 面 (その他出版物) 書評 稲垣久和『国家?個人?宗教 近現代日本の精神』講談社現代新書 1919、2007、 公共哲学共働研究所刊『公共的良識人』第 197 号、2008 年 4 月 1 日付、7 面 (学会報告、学会活動) 討論、「琉球王国と華夷秩序」(国際高等研究所プロジェクト、2008 年 3 月 21 日) 討論、「ジェンダーと公共哲学」(公共哲学京都フォーラム、2008 年 3 月 1 日-3日) 討論、「中国における万国公法の受容」(国際高等研究所プロジェクト、2008 年 2 月 26 日-27 日) 報告、「沖縄におけるナショナル?アイデンティティの形成と変容」(科研(B)の 日韓合同研究会、2008 年 2 月 22 日) 報告、「徐載弼におけるナショナル?アイデンティティの形成と相克」(科研(B) 研究会、2008 年 1
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