12.21第2回依存症者に対する医療及び回復支援に関する.PDF
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資料4
12.21第2回依存症者に対する医療
及び回復支援に関する検討会発言
病的賭博'ギャンブル依存症(について
田辺等'北海道立精神保健福祉センター(
病的賭博'ギャンブル依存症(とは・・
ー啓発・教育資料から
• ギャンブルをしたいという強い欲求、やることへの執
着があり、ギャンブルを自制できない状態
• ギャンブルをすることが、 '経済的、職業的、人間関
係的、心理的に(好ましくない結果をもたらすほどに
なっている
• そのことを分かっており、やめなければならないと決
意したり、約束したり、種々の努力をしてみても、結局
ギャンブルをやめられずに反復する
• ギャンブルにはまる以前にはなかった人生上の問題
や人格的な問題に、周囲も困っている
<2013年DSM-5の草案>
PGはAL ・薬物依存症と同カテゴリーに
• 現疾患名のPathological Gambling '病的賭
博(→DSM-5ではGambling disorder(“ギャン
ブル障害”)となる。
• 現所属カテゴリーの「衝動制御の障害」から
→DSM-5では「Substance Use and
Addictive Disorders(“物質使用障害と嗜癖障
害”(」に移る。
')(依存dependence の用語→中核的概念の用語に嗜癖
Addictionを復活する傾向に
PGのプロフィール'海外(
(Principles of Addiction Medicine fourth editionなどから)
• 思春期、成人初期に始まり、男性がより若く開始するが、
女性は病的状態に進むのが速い
• 男性は独身、もしくは単居が多い'G関連の別居、離婚
が多い(
• 男性に物質依存治療歴、反社会性人格障害の割合が
高い
• PGの32%が女性'米国(
• 男性はビデオポーカー、ブラックジャックなど戦略的Gを
好み、女性はスロットマシーン、ビンゴなど非戦略的Gを
好む
• きっかけは男女共に広告で、男性は情動と関係のない
理由、女性はストレスや抑うつ状態から逃れる為と理由
を述べる傾向
国内文献からのPGプロフィール
「病的賭博者100人の臨床的実態」
'森山成彬、2008 精神医学(
• 性 別 男 92名 女8名
• 初診時平均年齢 39.0歳'23~70歳(
• ギャンブル開始平均年齢 20.2歳'13~45歳(
• 借金開始年齢 27.8歳'19~65歳(
• 種類 パチンコとスロット'43名(スロットのみ'22名(、
パチンコのみ'17名(
• これまでにギャンブルにつぎ込んだ金額の平均 1293万
'最高1億1千万、最低50万円(
• 借金の債務整理をした人 28名'自己破産4名、任意整理13
名、特定調停7名、個人再生4名(
• 合併症 うつ病17名'自殺企図1名(、AL依存症5名
• 配偶者65名中10名'すべて妻(が精神科疾患あり
ギャンブル問題関連論文数の推移
'佐藤、田辺 調査速報値(
'論文数(
45
40
35 原著論文
30 総説
25
解説
20
15
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