文档详情

国际地域文化研究科博士后期课程国际地域文化研究-南山大学.pdf

发布:2018-02-14约3.04万字共39页下载文档
文本预览下载声明
国際地域文化研究科博士後期課程(国際地域文化研究) 1.国際地域文化研究科博士後期課程設置の目的と趣旨 (1)国際地域文化研究科博士後期課程設置の目的 本研究科は、今日の国際状況において、人間の行動様式の総体を規定する条件としての 文化が、政治や経済と共に、国際社会や諸地域における重要な要素となっていることに注 目し、「文化と社会の多元性の認識に基づき、民族集団や人種間の協調を図り、国民国家 を越えた文化的・社会的共生を実現すること」を目指した国際地域文化研究を行うべく 2004 年に設立された。設立後6年を経た修士課程では修了者が 67 名にのぼり、教育研究 関連機関および一般企業等、各方面で活躍する人材の養成をしてきた。 今世紀に入り、グローバル化が進展した現代社会において、未曾有の情報の還流、人の 移動、資本の移動が地球規模で起こっている。この結果として、世界各地の地域社会と地 域文化を理解するためには、既存の地域研究の方法論だけでは解明できない事象が出現し てきており、その傾向は、近年、加速化している。例えば、イスラームをはじめとする宗 教、越境し新たな故地を形成するエスニック集団、世界文学と呼ばれる文学作品などの事 象が挙げられる。これらの事象の解明は、本研究科の修士課程で実践してきた特定地域に 特化した研究方法に加え、従来の地域研究を俯瞰的な位置から見渡したうえで、再び特定 地域に戻り地域文化の研究を行うという方法論を採ることによって、達成できるものであ る。俯瞰的観点とは、「地域」という観念自体に囚われない超域的視点と、複数の地域文 化を比較・対照することから得られる地域に依存しない視点、の二つの視点によって構成 される。加えて、この方法論によって、近年生起している事象を解明するためには、俯瞰 的観点に基づく地域研究と特定地域に特化した地域研究の間で往還する研究姿勢を併せ 持つ必要がある。 本博士後期課程では、このように俯瞰的観点に立って個別地域を研究するものとして再 定義した地域研究を方法論とするが、それは特定地域の言語、文化、社会を蔑ろにするの ではない。俯瞰的観点を獲得した上で、特定地域における問題や現象を垂直方向に深く掘 り下げていくことが求められる。一方で、個別地域を重視する地域研究が、特定の単なる 事例報告に矮小化してしまう危険性をはらむものでもあることに留意する必要がある。こ れらの点を踏まえて再定義された地域研究を方法論とする本博士後期課程では、これまで 修士課程で行ってきた個別事例研究から得られる視点と、俯瞰的観点とを合わせ持つこと で、グローバル化の進展とともに多元化する世界各地の地域文化を対象として研究を行う ことを目指す。 1 (2)国際地域文化研究科博士後期課程設置の趣旨 俯瞰的観点に基づく地域研究を行うためには、文化・思想・文学・社会・歴史・政治・ 国際関係など人文科学と社会科学にまたがるディシプリンを研究テーマに合わせて選び とる学際的な視点が必要である。また、地域研究の対象として、本博士後期課程が重視す るのが、「アジア」と「日本」という地域である。G20 の定例化やアメリカ、日本、中国、 EUによるG4構想の出現など、国際社会におけるアジア諸国の重要性が高まってきてい る時勢に鑑み、これからの国際地域文化の理解においては、「アジア」と「日本」および 両者の関係がもつ意味が極めて大きいと判断される。これらに、修士課程より引き継がれ る「アメリカ」「スペイン・ラテンアメリカ」地域の研究、それらと「アジア」「日本」と の関わりを含めた、各地域における個別研究の成果を比較検討することで、独自の国際地 域研究へと発展させることができる。 以上のように超域的かつ比較・対照の視点を持つ地域研究を目指す本博士後期課程の設 置は、グローバル化する国際社会における地域文化を読み解く高度な分析力を有する人材 の育成を趣旨とするものである。本博士後期課程では、国際社会の多元化に対応し、地域 を超えた文化的・社会的共生のダイナミズムを理論的かつ実証的に解明する研究者お
显示全部
相似文档