<非正規雇用の場合>.doc
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<非正規雇用の場合>
1. 非正規雇用の労働条件の不利益変更が正社員より多い (非正規27件,正規7件)
2007年5月7日 (月) ~ 5月16日 (木) 午後6時から9時に行なった「働く女性の悩みホットライン」では,非正規雇用労働者に対して労働条件不利益変更の相談が目立った。その内容は、労働時間をより短くされ賃金を下げられる。人の補充をされないので過重労働が加速している。雇用保険適用からはずすために労働時間を短くする、などである。それらは、有期雇用契約で、労働条件について文句を言うと契約更新されない可能性があり苦情をいえない弱い立場に付け込んで、ただでさえ、労働条件が悪いのに、さらに不利益変更するというひどい現状である。
<相談項目?相談の内容(複数回答)>
正規 非正規 未回答等 合計 いじめ 24 23% 41 28% 5 25% 70 26% 不利益変更 7 7% 27 18% 1 5% 35 13% 時間?休日 14 14% 10 7% - 0% 24 9% 病気?労災?休職 8 8% 10 7% - 0% 18 7% セクハラ 7 7% 7 5% 2 10% 16 6% 退職勧奨 8 8% 6 4% - 0% 14 5% 賃金格差 5 5% 9 6% - 0% 14 5% 職場環境 9 9% 5 3% - 0% 14 5% 解雇?雇い止め 5 5% 8 5% - 0% 13 5% 雇用不安 2 2% 10 7% 1 5% 13 5% 賃金未払い 5 5% 5 3% 2 10% 12 4% その他 2 2% 1 1% 8 40% 11 4% 妊娠?出産?育児 3 3% 2 1% - 0% 5 2% 社会保険 1 1% 4 3% - 0% 5 2% 配転 2 2% 2 1% - 0% 4 1% 倒産?閉鎖 1 1% 1 1% 1 5% 3 1% 合計 103 100% 148 100% 20 100% 271 100% 事例 1 (短時間パート)
販売員,6時間パートで10年間働いてきたが退職しても人がいても補充されない.4人体制が3名体制となり仕事が過密で上司に改善を申し入れたが対応してくれない.
事例 2 (短時間パート) 解雇職場のパートタイム
9時半~12時半の勤務時間を30分短くされ12時にタイムカードを押してから残業しろといわれる
事例 3 (短時間パート)
就業規則を勝手に作って無期雇用から有期契約に変更された.
事例 4 (短時間パート)
時給850円で7時間パートで働いてきたが,3月から午前10時―午後6時勤務を午後1時半から夜8時半の遅番勤務にされ,時間も30分短縮され,夜が家事に響く.食事代もカットされ同僚がたくさん退職した.その後は,学生アルバイトがやっている.
事例 5 (短時間パート)
時給が840円から824円下げられ気に入らなければ辞めろといわれている.
事例 6 (短時間パート)
1日6時間勤務が5時間勤務に変更され雇用保険がなくなるといわれた.6時間を希望するのであれば職種の変更を求められている.
事例 7 (短時間パート)
昨年パートが辞めた時,定年が60歳から65歳に変更され730円から720円に賃金も10円下げられた.60歳から644円で
事例 8 (フルタイムパート)
月20日の仕事が月13から15日に減らされた.さらに11日に減らされ生活できない
事例 9 (フルタイムパート)
経営が悪いからと,今月から残業代がつかなくなった
事例 10 (フルタイムパート)
よく休む,残業代をつけるなといわれ,契約期間も1年から3ヶ月に変更された.
事例 11 (派遣)
一般事務からベットメイキングの仕事へ配置換えするように言われている
事例 12 (嘱託)
産休は,正規職員に準用するといっていたのに今年からなくなった
事例 13 (契約社員)
育児休業明けに正社員に戻すという約束で契約社員になったのに戻してくれない
事例 14 (契約社員)
就業規則に会社の都合で契約解除でき異議申立てできないと書いてある.賞与が減らされたが文句が言えない.
2.非正規雇用でも,労働時間が長くなり休みも取りづらい
過重労働になって労災まで発生している.
以前は,パートタイムと正社員の格差は,賃金が主たるものであった.賃金が低くても責任が軽い,労働時間が長いという点で少しは,我慢できた.しかし,現在進行していることは,賃金が安いにもかかわらず,人が補充されず労働時間が延長され過重労働になっている.
決して,気楽な補助的労働ではない.経済界は,パート?アルバイトの基幹労働力化,戦力化をうたっているが,有休や残業代の支払いなどの基本
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