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弁理士講座
2016年・2017年合格目標
入門講義(全2回) 配布資料
入 門 テ キ ス ト
第1回・第2回
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215-1100-1002-18
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入門講義 第1回
条文の読み方を理解すると、条文が読める
1.条文の構造 ~ 「項」「号」とは何か?~
(1)弁理士試験は『法律』の試験
弁理士試験は『法律』について問われる試験です。
つまり、弁理士試験を攻略するには、『法律』に記載されている事項をしっかりと理解すれ
ばよいのです。
(2)条文の構造
『法律』は、第1条、第2条・・・というように「条文」から構成されています。条文は、
その文章が長く、区切りをつける必要がある場合には、第1項、第2項・・・・というように
「項(こう)」に区分します。また、条文又は項に多くの事項を列記する場合には、第1号、
第2号・・・・というように、「号(ごう)」を用いて分類します。
(3)実際の条文を読んでみよう
(特許の要件)
第29条 産業上利用することができる発明をした者は、次に掲げる発明を除き、その発明
について特許を受けることができる。
一 特許出願前に日本国内又は外国において公然知られた発明
二 特許出願前に日本国内又は外国において公然実施をされた発明
三 特許出願前に日本国内又は外国において、頒布された刊行物に記載された発
明又は電気通信回線を通じて公衆に利用可能となつた発明
2 特許出願前にその発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が前項各
号に掲げる発明に基いて容易に発明をすることができたときは、その発明については、
同項の規定にかかわらず、特許を受けることができない。
第29条の2 特許出願に係る発明が当該特許出願の日前の他の特許出願又は実用新案登録出
願であつて当該特許出願後に第六十六条第三項の規定により同項各号に掲げる事項を掲載
した特許公報(以下「特許掲載公報」という。)の発行若しくは出願公開又は実用新案法(昭
和三十四年法律第百二十三号)第十四条第三項の規定により同項各号に掲げる事項を掲載し
た実用新案公報(以下「実用新案掲載公報」と
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