内分泌糖尿病内科後期研修カリキュラム.pdf
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内分泌・糖尿病内科後期研修カリキュラム
【一般目標】
地域基幹病院に於ける内分泌代謝診療の一翼を担える医師になるために、内分泌代謝
科医師としての基礎的かつ幅広い臨床能力を修得する。
【行動目標】
1.専門医として必要とされる診察、検査、診断、救急能力を修得する。
2.定められた内分泌代謝疾患患者を主治医として担当する。
3.定められた内分泌手技に習熟する。
4.全身管理能力を修得する。
5.専門医として研修医、コ・メディカルを指導する能力を修得する。
6.患者および患者家族との対応能力に習熟する。
7.保健医療、介護保険等の社会保障システムを適応できる。
8.内科認定医、および内分泌代謝科専門医受験に必要とされる用件を満たす。
【方略】
1.入院患者を主治医として担当する。
2.外来患者を主治医として継続的に担当する。
3.指導医の下にICU を担当する。
4.指導医の下に救急を担当する。
5.症例検討会・抄読会で発表・討議する。
6.学会発表および論文発表を行う。
On the job training を基本とし、研修医、上級医、指導医、コ・メディカルからなるチーム医療を実
践する中で、問題解決能力の向上を図る。
研修は内分泌代謝科を基本とするが、1 年目は ICU および救急診療の研修を必須とする。また、個人
の希望により、内分泌代謝科以外の診療科の研修も可能である。3 年間の研修期間中も内分泌代謝科の
診療にのみとらわれるこのなく、一般内科医をしての研鑽を積み、1 年目を終了した時点で、認定内科
医の資格を取得する。その後、認定内科専門医および内分泌代謝科認定医の取得に向かって準備する。
研修終了後の進路については終了時点で上級医と相談する。
【週間スケジュール例】
月 火 水 木 金
午前 外来 負荷試験 ICU 回診 負荷試験
午後 回診 外来 回診 甲状腺外来 外来
夕刻 内科会 カンファ 医局会
【評価方法】
行動目標 評価方法
1 指導医が定期的に評価する。
2. 3 研修記録に記載し、指導医が定期的に評価する。
4. 5. 67 指導医が定期的に評価する。
8 研修記録に記載し指導医が定期的に評価する。
※注意事項
行動目標8は「日本内分泌学会認定内分泌代謝科専門医研修目標と評価法
( 日本内分泌学会雑誌80、24-28、2004)」に従う。
【別に定める事項】
内分泌代謝医として修得すべき知識、診察能力、検査手技、治療方法、経験すべき疾患は、内分泌代謝
専門医認定資格申請に必要な要件を満たすものとする。
1.内分泌代謝科専門医:1)学会員 4年以上 2)基幹学会認定医 3)認定内科医取得後 3年
以上
2.目標とすべき論文数 5編(筆頭著者 2編)
3.経験すべき症例数 20例
4.日本内分泌学会認定内分泌代謝科専門医研修目標と評価法(日本内分泌学会雑誌80、24-28、2004)
参照
【具体的達成目標】
1. 手技的事項
1) 2年次
ⅰ.検査など
(助手)
甲状腺穿刺吸引細胞診 5例以上
2) 3年次
ⅰ.検査など
(助手)
甲状腺穿刺吸引細胞診 10例以上
2. 学術的事項
1) 専攻医1年次
(発表) 地方会発表 1回以上
2) 2年次
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