記入に際しての留意事項-横浜市.doc
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※この資料を参考にご記入いただき、チェックシートによる確認を行ってからご提出ください。
横浜市こころの健康相談センター
平成23年4月
①.病名
(1)主たる精神障害
精神障害者保健福祉手帳の対象となるのは、精神保健福祉法第5条に規定する統合失調症、精神作用物質による急性中毒またはその依存症、精神病質その他の精神疾患を有し、そのため長期にわたり日常生活または社会生活への制約がある方とされています。その点を踏まえ、以下のような表記は極力避けて病名を一つだけ記入し、ICD-10コードを併記してください。
対象となる範囲はF00~F99およびG40ですが、知的障害については療育手帳(愛の手帳)制度があるため、対象に含まれません。
×…「心因反応」「心因精神病」「反応精神病」「うつ反応」「抑うつ状態」
「急性精神病」「急性ストレス反応」「精神発達遅滞」など
(2)従たる精神障害
その他の精神障害がある場合はご記入ください。こちらは、病名とICDコードを複数記入していただいても結構です。
②.初診年月日
(1)主たる精神障害の初診年月日
手帳の交付を求める精神疾患について、初めて医師の診療を受けた日を記入してください。前医がある場合は前医の初診日を記入します。
(2)診断書作成医療機関の初診年月日
手帳の交付を求める精神疾患について、診断書作成医療機関において初めて医師の診療を受けた日を記入してください。
診断日が初診年月日から6か月以上経過していない場合、初診年月日が空欄である場合、又は「不明」等と書かれている場合は、手帳が交付できません。問診などによっても初診の時期が明らかにならない場合は、分かり得る範囲で最も古い受診日を記入していただければ結構です。
6か月以上経過していることが明らかであれば、「○○年頃」でも可とします。
(1)(2)が同日である場合は、その旨が分かるように記入してください。
③.発病から現在までの病歴及び治療の経過、内容
(1)推定発病時期
発病時期が明らかでない場合、空欄のままですと記入漏れか否かの判断ができません。その際は「○○年頃」「不明」などとご記入ください。
(2)精神科受診歴等
精神障害者手帳の申請については、受診歴等は省略できません。発病から初診までの経過や入院?通院歴を可能な限り詳細に記入してください。極端に簡略化した記載は審査?判定の支障となりますのでご協力をお願いします。
なお、精神障害者手帳を申請する精神疾患に関するものであれば、内科や小児科、脳神経外科などの受診歴も含まれます。
なお、初診年月日との間に矛盾がある場合には訂正や追記の必要が生じますので、ご注意ください。
④.現在の病状、状態像等
手帳は2年毎の更新になりますので、概ね過去2年間に見られたもの、今後2年間に予想されるものを含めて○で囲んでください。「その他」に該当する場合はその内容を( )内に具体的にご記入ください。
自立支援医療との同時申請でICDコードがF4~F9の場合、重度かつ継続の対象になるためには「(6) 情動及び行動の障害」又は「(7) 不安及び不穏」のいずれか一項目以上に該当があることが前提になりますので、ご注意ください。
なお、精神作用物質の乱用?依存だけでは手帳の対象になりません。また、精神症状が認められる場合でも、現在も使用が続いている場合は手帳の対象になりません。
離脱症状などによる精神神経症状があり、そのため長期に渡り日常生活に支障があることが条件です。
⑤.病状?状態像の具体的程度、症状等
「4 現在の病状、状態像等」欄で該当するとした病状、状態像について具体的にご記載ください。前回更新時と比較して変化があった部分については、特に詳細な記入をお願いします。
てんかんの場合は、発作の型やその頻度(月に○回以上など)が手帳の等級に大きく影響します。下記の表を参考にご記入ください。
等級 発作のタイプ 1級程度 ハ、ニの発作が月に1回以上ある場合 2級程度 イ、ロの発作が月に1回以上ある場合 ハ、ニの発作が年に2回以上ある場合 3級程度 イ、ロの発作が月に1回未満の場合 ハ、ニの発作が年に2回未満の場合
発作のタイプは以下のように分類する。
イ.意識障害はないが、随意運動が失われる発作
ロ.意識を失い、行為が途絶するが、倒れない発作
ハ.意識障害の有無を問わず、転倒する発作
ニ.意識障害を呈し、状況にそぐわない行為を示す発作
⑥.生活能力の状態
(1)現在の生活環境
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