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字体に関しての新常用汉字表(仮称)への対応.pdf

发布:2017-05-12约1.25万字共10页下载文档
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字体 に関 しての新常用漢字表(仮称 )へ の対応 香港 中文大学 日本研究学科 兒島 慶治 1. 新常用漢字表 (仮称)作成の過程 平 成 17 年に 第 1 回国語分科会漢字小委員会 (以下、漢字小委員会 と記す る)が開催され、そこで今後の国語分科会が 取り組むべき課題 の一つと して 常用漢字の見 直しが提案された。そして、情報化時代 に対応す る漢字政策の 在り方として、人名用漢字は法務省、JI S 関係は経済産業省、常用漢字のこ とは文科省と分かれて いる現状 を踏まえて、総合的 な漢字政策の構築 を目指 そう としていた 1 。続 く第 2 回の漢字小委員会でも 、「JI S漢字や人名用漢 字 を含め、国と しての一貫した漢字政策が必要であ る。そのためには、国語分 科会 のような ところで、全体を統括する必 要があろ う」「JIS 漢字や人名用漢 字と 常用漢字 とは性格が異なるので、そこ を踏まえて議論していくべ きであ る。常用漢字は、国民のだれもがいつでも使 えるようにしておきたい漢字で ある。したがって、JI S漢字や人名用漢字が増える方向にあっても、それに あわせる必要はない」と述べ、かなり意 欲的に国語分科会の役割を他の省に対し てリーダー的立場になるように捉えてい た 2 。こうした内容の議論 は第 6 回の漢字 小委員会に到ってよく整理されて、基本 的な方向性が決まった後に個々の検討に 入っ ていった ようだ。そして、第 25 回の 漢字小委員会で「追加字種候補・音訓一 覧表」が 出され、第 26 回の漢字小委員会 では 「追加字種 (19 1 字)表」 (案) が よ うやく出されている。そして本小論と関 わる追加字種の字体に関する議論は、平 第 6 回国語分科 会漢字小委員会 ・資料 3 成 20 年 11 月の第 27 回の漢字小委員会 で、 追加する 191 字の字体 を現行の常用漢字表の通用 字体にそ ろえるか どうか 1 第 1 回 国語分科会漢字小委員 会・会議録及 びその資料 3 か ら 2 第 2 回 国語分科 会漢字小委員 会・資料 2 「漢字小委員会 における論蓮 の整理」から 1 3 とい う論点で提起され ている 。そこでの議論の過程におい て、11 人の委員 の内、4 名の委員が常用漢字字体 に統一できるものは統一していきたい意見 であ り、どちらかという と統一は不要と考 えている委員が 3 名で 、印刷字 体 は不統一で手書 き字体 はできる限り統一で見直す という意見が 1 名、その他 3 名は議事録上 では発言がなかった。この様に意見 が分かれたのは、1)JI S 漢字の表外漢字や人名用漢字の字体のいわゆる康煕字典体が追加字の約 30 字に含まれて いるので あるが、これを常用漢字字体 に倣って、簡易慣用 字体 に変更 をした場合に情報機器業界 に対応で きない要求をする事にな るので はないか。と言う 問題と、2)手書き字体が問題となっ てくる学校教育で 字 体の不統 一にどの ように対応するか 。更に、 3)追加字 の「箋、憚、
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