第14漏电火灾警报器PDF365KB.PDF
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第14 漏電火災警報器
Ⅰ 概要
1 構成
漏電火災警報器は、電圧が600V 以下の警戒電路(地絡による漏洩電流又はB種接地線に流れ
る漏洩電流を検出するため漏電火災警報器を取り付ける電路をいう。)の漏洩電流を検出し、防火
対象物の関係者に報知する設備であって、変流器及び受信機等で構成されている。(第14-1図
参照)
下地等を準不燃材料以外の材料で造った鉄網入りの壁、床又は天井を有する建築物、いわゆる
ラスモルタル造の建築物に漏洩電流が流れると、鉄網が熱せられ火災が発生するおそれがある。
漏電火災警報器は、この漏洩電流の発生を変流器で検出し、この信号を受信機に送り、警報を発
することにより漏洩電流が発生したことを防火対象物の関係者に報知することを目的とした警報
設備である。
WH (積算電力量計)
変圧器
防火対象物
分電盤
受信機
変流器
変流器
変流器で漏電(電路の往復の I
差分)を検出し、受信機で漏
ig
負
電の大きさを判定し、設定値 I
I 荷
(感度電流)以上の漏電があ
る場合は、警報装置が警報を
発する。
ig ig
I :負荷電流
受信機
ig :漏洩電流
第14-1図
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2 用語の意義
(1)漏電火災警報器とは、電圧が600V 以下の警戒電路の漏洩電流を検出し、防火対象物の関
係者に報知する設備であって、変流器及び受信機で構成されたものをいう。
(2)変流器とは、警戒電路の漏洩電流を自動的に検出し、これを受信機に送信するものをいう。
(3)受信機とは、変流器から送信された信号を受信して、漏洩電流の発生を防火対象物の関係
者に報知するものをいう。なお、受信機には音響装置を一体化したものとそうでないものが
ある。
(4)集合型受信機とは、2以上の変流器を組み合わせて使用する受信機で、1組の電源装置、
音響装置等で構成されたものをいう。
(5) 警戒電路の定格電流とは、当該防火対象物の警戒電路において、すべての負荷を使用する
ときの最大負荷電流をいう。
(6) 契約電流容量とは、電気事業者と防火対象物の関係者とが契約した電流容量をいう。
(7) 契約種別とは、電気事業者が需要区分に応じて定額電灯、従量電灯、臨時電灯、公衆街路
灯、業務用電力、低圧電力、高圧電力、特別高圧電力、臨時電力、農事用電力、予備電力及
び深夜電力等に区分したものをいう。
(8) B種接地線とは、「電気設備に関する技術基準を定める省令(平成9 年通商産業省令第52
号)」によりB種接地線工事を施した接地線をいう。変圧器の2次側低圧電路に接続する接地
線であり、変圧器
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