人力ボートの話題5件.doc
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人力ボートの話題5件
2001.11.14 堀内浩太郎
シーカヤックK?60のレース成績
第19回セーリングヨット研究会で報告したK?60(金井紀彦製作、堀内浩太郎設計)のその後のレースの成績である。
2001年7月1日、奄美大島の本島とその南側にある加計呂麻島の間の水面を一周する36kmのコースで行われた「加計呂麻シーカヤックマラソン」の一人乗り部門で、K?60は138隻中25位となった。
金井さんの1998年以来の成績が下図にある。その間、船を2度換えて、3年間で26.6分、約10.5%短縮した様子が示されている。
K?60はKANAI 500より約30%抵抗が少なく、10%速いことが期待される。今年は金井さんがK?60に充分漕ぎ慣れていないので、期待通りではない。但し1999年の成績と比較すると、10.1%の短縮であり、来年の活躍が期待される。その後10月に湘南、鵠沼で行われたA&D1000mスプリントレースの結果では、予選タイム4位の選手が決勝にK?60を借りて出場、優勝した。このようにK?60の10%速い筈の性能が、レース毎に逐次明らかになっている状況である。
2 Wave Bike, Trampo Foil, 及びPrestous Pogo Foil
これらのボートについては、ヤマハ発動機の林邦之君の報告があるので、そのまま転載することにする。
新しい人力ボートの紹介
林 邦之
インターネットのホームページに面白い人力ボートが載っているので紹介します。
2?1WAVEBIKE
まず、WaveBike(/)。アメリカ製。現在、開発の最終段階で、6~7月にモニター販売、8月に量産を開始する予定。価格は不明。
(特徴)
船体中央に取り付けられたカナード?フィン(先尾翼配置のフィン、下図参照)によって自転車と同じような安定性、操縦性、速度を楽しむことができる。横安定が良いため、全長6m、幅30cmというシングルスカルに近い船形を採用することができ、船体抵抗を減らしている。最高速度は11mph。排水量型の人力ボートとして世界最速をっている。
(仕様)
主要諸元
長さ 6m 幅 30cm 喫水 54cm プロペラ(2翼) 40cm x 45cm(直径は45cm?) 重量 27kg 性能
最高速度 11mph 15マイルの周回コース(潮流なし) 5.4mph:2.5時間の平均速度 波乗りの時の最高速度 16.5mph 構造材料
ハル FRP 自転車フレーム アルミニウム カナード?フィン FRP(脱着可能) ラダー?フィン FRP(発砲材入り)
(詳細説明)
WaveBikeは横安定を保つのにカナードフィンを用いている。ハンドルバーに連結されたカナードフィンは、船が傾いた方向にハンドルバーを切ると(自転車と同じ動作)、水流に対して迎え角をもち、その結果、カナードフィンに揚力が働く。この揚力が復元モーメントを発生し、船はもとの姿勢に戻る。従ってカナードフィンは前進速度がある程度(1/4ノット)ないと効果を発揮せず、停止時には右下図のようなフロートが必要となる。このフロートはバンジーコード(ゴム紐)で作動し、不要な時はハサミのように折りたためる。船尾のラダーフィンはハンドルのブレーキレバーでコントロールされる。プロペラシャフトはハルを貫通している。
Wavebikeは排水量船でありながら、横安定を船体の復元力に頼っていないため、波の中でも安定して走行できる。重量は船体で支え、横安定はカナードフィンで保持するという機能の分離が行われている。
(開発物語)
Wavebikeの発明者ジョージ?テータムはカナードフィンによって不安定なモノハルを安定させることができるというアイデアを思いつき、マリンエンジニアである父のサム?テータムと装置の実用性について議論した。サムは低速時にはカナードが発生する揚力が小さく、ハルの不安定を修正できないだろう、と言ったが、ジョージはカナード?バランスのアイデアを具体化するために模型を作った。材料は、下水管、カーテン?ロッド、靴べら、そして、パイの皿である。1995年8月の模型試験はカナード?バランスの可能性を実証した。1995年10月、ジョージは、塩ビの下水管のハルにキャノンデール(自転車の銘柄)のフレームを乗せたプロトタイプの製作に取りかかった。1996年1月の試験ではシャフトのカップリングがすべり
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