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THEWOLFFPOTENTIALESTIMATEFORSOLUTIONSTO
ELLIPTICEQUATIONSWITHSIGNEDDATA
原 宇信
1. 序
とする. を 内の有界領域とする. 年,KilpeläinenMalý
[4]は方程式 , in をみたす非負-優調和関数 に対
し,両側からの不等式
(1) W inf W
が成り立つことを示した. ただしW は次で定義される のWolff ポテン
シャルである:
d
W
W はNewton ポテンシャルになることに注意する. この両側からの不等式
を平衡ポテンシャルおよび平衡分布に適用することにより,-Laplace 方程式に対す
るWiener の判定法が得られる. 現在では (1) に対応する両側評価は距離測度空間上
の Cheeger-優調和関数や変動指数 -優調和関数などに対しても得られている.
年にTrudingerWang[6] は(1) にHarnack の不等式とPoisson 変形に基づ
く新証明を与えた. KorteKuusi[5] はTrudingerWang の証明法を改良し, ま
た上からの評価について新証明を与えた.
近年では解の勾配評価への Wolff ポテンシャルの利用が盛んである. 2010年に
DuzaarMingione[1] は勾配評価の新手法を開発し,その手法を用いると, の
場合は,符号付き Radon 測度を外力にもつ方程式に対しても(1) の上からの評価の
類似が得られることを指摘した.
2. 主結果
を全変動が に属する符号付きRadon 測度とする. , を
の Jordan 分解とする. 関数 に対し max , とおく. 球
に対して ( ) とおく. d d
とおく.
次の各点評価を得た [2].
Theorem2.1. を in の弱解とする. を
の Lebesgue 点とする.
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