宇陀市水道局.PDF

～ 『大和高原の恵み』 みんなでつくる宇陀の水 ～ 撮影：竜鎮・深谷渓谷 宇 陀 市 水 道 局 は じ め に 宇陀市は、平成 18 年 1 月 1 日に榛原町、大宇陀町、菟田野町及び室生村の 3 町 1 村が合併して誕生した市です。しかし、水道事業の歴史は古く、さかのぼ れば室生区で昭和 30 年代から事業を続けているところもあります。 今までは、公衆衛生などの目的から点在する集落ごとに水道事業を立ち上げ、 水道水の普及に努めてきました。今後もさらなる普及に努めていくのは勿論の ことですが、老朽化した施設や設備、管路などが徐々に増えていくことが予想 されています。水道は市民生活の根幹を支えるものなので、故障や事故による 断水が頻発する前に手立てを打っていかなければなりません。 また、本市でも少子高齢化により人口減少が続き、今後も水道料金収入が減少 していくものと予想されています。水道事業運営を継続するためには、今から できることを一つ一つ取り組むだけではなく、将来における組織のあり方につ いても考えていかなければなりません。 そこで、本市水道のあるべき姿を示し、そこへ向かって何をすべきなのかとい うことを具体的に位置づけていくために『宇陀市水道ビジョン』を策定しまし た。職員一丸となってよりよい水道づくりに励んでまいりたいと思っておりま すので、市民の皆さまにもご理解とご協力をいただければ幸いです。どうぞよ ろしくお願いいたします。 宇陀市水道局 目 次 ページ 第１章 ビジョン策定の趣旨と位置づけ 1 1.1 ビジョン策定の趣旨 1 1.2 ビジョンの位置づけ 2 第２章 宇陀市の水道とは 3 2.1 本市の概況 3 2.2 事業のあゆみ 5 2.2.1 榛原区 5 2.2.2 大宇陀区 5 2.2.3 菟田野区 6 2.2.4 室生区 6 2.3 水道水源と施設の現状 7 2.3.1 水道水源 7 2.3.2 水道施設 8 第３章 宇陀市水道の現状と課題 10 3.1 課題全般の整理 10 3.1.1 安全な水・快適な水が供給されているか（安心） 10 3.1.2 いつでも使えるように供給されているか（安定） 14 3.1.3 将来も変わらず安定した事業運営ができるようになっているか（持続） 21 3.1.4 環境への影響を低減しているか（環境） 29 3.1.5 国際協力に貢献しているか（国際） 31 3.2 特に重要となる課題 32 3.2.1 市内水道料金の統一 32 3.2.2 県営水道導入と簡易水道事業統合による供給・運営の強化 33 3.2.3 水道施設更新に向けた計画づくり 34 3.2.4 事業継続に必要な料金水準への見直し 36 3.2.5 施設及び管路の耐震化 37 第４章 宇陀市水道の将来像と目標 38 4.1 将来像 38 4.2 目標 38